100歳を超えるお母様と80歳の娘様。看護師同行で叶えた2年ぶりの再会

お母様と娘様がそれぞれ別の病院に入院されており、お母様が超高齢ということもあって、娘様がお母様に会いたいというご依頼を受けました。娘様は気管切開されており、吸引が必要なため、看護師が同行させていただきました。

コロナ禍もあり、約2年ぶりの面会が叶ったということでしたが、お母様も娘様のことを理解しており、頭を撫でていらっしゃいました。短時間ながらも、心温まる面会が実現できました。

娘さんの頭を撫でる様子も。いくつになっても親子の関係は続いています。

そしてその約2ヶ月後、お母様がお亡くなりになりました。

お通夜にも同行させていただきましたが、その際、お見舞いの時に撮った写真が飾られており、あのタイミングでお会いできて本当によかったと思いました。

告別式には体の負担を考慮して娘様は参加できませんでしたが、特別に棺桶にお花を入れさせて頂くことができました。ご友人にも立位介助をお手伝いいただき、お母様の安らかな顔を見ていただくこともできました。

大切な方に会いたいという気持ちは誰にでもあるものです。「入院しているから」「医療行為があるから」と諦めることがないよう、今後もお手伝いさせていただければと思います。

cocole 佐藤郁絵

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